お子様が小さいころには、便利なアイテムとして利用していたベビーベットですが、すくすくと育ち、気が付くと使わなくなり押し入れ行きになってしまいます。
そのまま長い間放置してしまい、ふと何かの拍子に押し入れで見つけたときは、なつかしさと共に「もう使わないし、処分しようかな?」と、考えがよぎります。
しかし、いざ捨てようと思うと「粗大ゴミなの?」「細かく解体すれば燃えるゴミ?」「金属とプラスチックだから不燃ゴミ?」と捨て方を悩まれる方が多いのではないでしょうか?
今回は、ベビーベットを処分する際にはどのような方法があるのかを分別基準と共にご紹介させて頂きます。

普段は現場で回収作業をおこなっています。
今回はベビーベッドの処分方法について記事を書かせていただきました!
ベビーベットは何ゴミ?
ベビーベッドは粗大ゴミとして処分するのが一般的です。粗大ゴミ扱いになる基準は自治体により違いますが、基本的に一辺の長さが30cm四方を超えるものは粗大ゴミになります。
そのため、木製のベビーベッドに関しては、ノコギリを使うなどして解体すると燃えるゴミとして処分できる地域もあります。
※東京都などは解体しても元の大きさが基準となるため、粗大ゴミとなります。
その際出た金具などはしっかりと分別して処分しましょう。
自治体に頼んで処分する場合
粗大ゴミとして自治体に処分してもらうには、「収集」と「持ち込み」の2種類の方法があります。
収集依頼をする
1.粗大ゴミ受付センターで申し込み
2.処分当日に自宅前のゴミ置き場に出しておく。
まずお住いの地域の「粗大ごみ受付センター」に電話・インターネット・FAXなどで申し込みが必要です。
電話の場合は、収集日・処理料金・収集場所などを確認しましょう。
その際にベビーベッドの大きさを聞かれることがあるので、あらかじめサイズを測っておくとスムーズに予約が取れます。
日時や料金を確認したら、コンビニやスーパー、郵便局などで「粗大ごみ処理券」を必要な分購入し、処分するものに直接貼りつけます。
あらかじめ取り決めた日に、自宅前や集積所などの指定された場所にご自身で運びだします。
自分で持ち込み
1.「処分場」または「粗大ゴミ受付センター」で受付
2.指定日に処分場に持ち込む
持ち込みとは、お住いの地域にある「処理施設」に直接捨てに行くことです。
「受け入れ曜日・時間」「支払い方法が粗大ごみ処理券or現金」などがお住まいの地域により異なりますので、まずは確認してみましょう。
持ち込みの際は、出した人の住所・氏名が分かる身分証明書を持参する必要があります。
自治体に依頼するメリットは、処分費用が安く済むところです。
デメリットは処分の曜日が決められていたり、自身で重いものを運び出す手間があげられます。
そのため、引っ越しで急いで処分したいときや、運び出すのが大変な方は別の方法が良いかもしれません。
※お住まいの地域によっては持ち込み処分であれば即日でも処分できる場合があります。
不用品回収業者に頼んで処分する場合
ベビーベッドの処分を業者に頼むメリットは、「分別」「重いものを運び出す手間」がかからないことです。
また即日処分も対応しており、急なタイミングでも処分ができるうえ、他の不用品も同時に処分することも可能なので、1度で部屋がきれいに片付きます。
引っ越し時など、忙しいなかで不用品をまとめて処分できるのは不用品回収業者のみのサービスになります。
デメリットは自治体の処分に比べて費用が高くなるところです。
そのため不用品回収業者に依頼する際は、相見積もりを取るなどをして複数の業者から見積もりを取ることが必要になります。
業者を選ぶ際は、しっかりと料金を提示してくれる業者のみを選び、曖昧な料金を提示してくる業者は除くようにしましょう。
不用品回収業者の選び方については以下の記事で詳しく解説しています。
悪徳業者に騙されない!不用品回収業者の選び方と料金について丁寧に解説
お金に換えて処分する場合
ベビーベッドをお金に換えて処分する方法は、「リサイクルショップ」「ネットオークション」「ベビー用品専門買取業者」などがあります。
状態が良いものは売却することが可能な場合もあるので、処分の際は売却も検討してみても良いと思います。
リサイクルショップ
リサイクルショップで売却する方法は「出張買取」と「持ち込み」の2種類があります。
出張の場合は電話一本で、査定・買取してくれるので、運ぶ手間がかからずお金に換えることができるので便利です。
持ち込みは文字通り自身でベビーベッドをリサイクルショップまで持ち込んで、売却する方法となります。
どちらも忘れてはいけないのが、「売れなかった場合」です。
時間を使ってリサイクルショップを探しても買い取ってもらえない場合は時間の無駄となり、再度処分法を検討しなければなりません。
持ち込みする場合は特に時間と運ぶ手間をかけたにもかかわらず結局持ち帰るということもあります。
持ち込みをする際は、事前に電話で確認して買取査定額が付きそうな物かを確認しておきましょう。
ネットオークション
ネットで売却する場合は、「ヤフオク」「メルカリ」「ラクマ」などがあります。
自宅から手軽に出品できるうえ、リサイクルショップより高値で売れる可能性があるのが、ネットオークションのメリットです。
ブランド、状態などにより売却額に差がでますので、まずは自身のベビーベッドがいくらで取引されているかを確認してみましょう。
ネット売却のデメリットは必ず売れる保証もなく、売れた際は自身で発送作業をしなければいけないので、時間と労力がかかってきてしまうところです。
手間をかけてでも少しでもお金に変えたいという方にはとても良い方法です。
ベビー用品専門買取
ベビー用品専門買取店で売却する場合は、基本的に「宅配買取」が主流です。
こちらに依頼するメリットは、専門店なのでベビーベッドの状態次第では高額買取をしてくれる可能性があります。
買取で人気のブランドは(アップリカ・ファルスカ・カトージ・スリーピー・西松屋・大和屋)などです。
宅配買取を依頼する際は、まず電話やインターネットで買取の申し込みをし、メーカー・状態などを伝え確認をしてもらいます。
インターネット申し込み時は、状態確認のためベビーベッドの写真が必要になる場合もあるので、あらかじめ傷や汚れなどを確認しておきましょう。
そして情報・状態を確認後、査定・買取の可否を伝えられます。
無事に買取可能となった場合は、「住所」「振込先情報」などを業者に伝え、集荷希望日を決めます。
後日希望日に配送ドライバーが品物を回収→到着後査定額の入金があり取引が終了となります。
ベビー用品専門買取店のデメリットは、査定基準が厳しいところが多く、買取ってもらえない場合が多いです。
また、梱包などは自分でする手間もあり、配送後に商品に不備があると、返却になることもあります。
申し込み時は、しっかりと「商品状態」「付属品の有無」確認しましょう。
以上がベビーベッドをお金に換える方法となります。
売れた場合は不用品を処分できるうえ、お金になり嬉しいですが、売れない可能性と運搬の手間があるので、急いで処分したい方や手軽に処分したいと思われている方には向いてないかもしれません。
まずはブランドと状態などをしっかりと確認しましょう。
まとめ
ベビーベッドの処分方法をご紹介していきました。ベビーベッドの処分は思い入れもありなかなか処分できるものでもないと思います。
一般的には、自治体で粗大ゴミとして処分する方法がおすすめですが、処分に抵抗がある場合はリメイクして一部分を椅子やテーブルにするということもできます。
そのようなリメイク専門のお店に問い合わせることで思い出をとっておくこともできると思います。ご自身の状況により処分方法をお選びください。
すぐに処分をしたいという場合や引っ越しの都合などでまとめて処分したい場合は、株式会社トラッシュアップにお任せください。
トラッシュアップでは、不用品の回収からリサイクルまで全てを自社でおこなっております。
ベビーベッドの処分やその他の不用品でお困りの際はお気軽にお問い合わせください。

ベビーベッドなどの不用品の処分でお困りのことがあればお気軽にご相談ください!