引越し時にエアコンの処分はどうする？損をしないエアコンの処分方法

「エアコンが壊れた」
「買い替えと処分を考えている」

などエアコン処分したいけど、どのように捨てるの？と思う方もいるのではないでしょうか。

エアコンは家電リサイクル法に基づいた方法で処分する必要があるため、粗大ごみとしては処分できません。

破棄する場合は、リサイクル料金などの費用が発生しますが、破棄をせずに上手に処分する方法もあります。

そこで、今回はエアコンの処分時に使えるいろいろな処分方法について解説していきます。

エアコンの処分にかかる費用は？

エアコンは家電リサイクル対象品目に分類され、エアコンを破棄して処分する際は、必ず「家電リサイクル料金」という決められた料金を支払う必要があります。

家電リサイクル対象品目は「エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレビ」の4品目になり各製品やメーカーによっても料金が変わってきます。

エアコンを破棄する場合は、以下の費用がかかります。
・「家電リサイクル料金」980円
・「収集運搬料」業者がエアコンを運搬するためにかかる費用_{（業者により異なる。）}

さらに、業者によっては「出張費用」「取り外し費用」などの料金が追加になる場合もあります。

破棄する方法の中では、一番安く処分できる方法がご自身で取り外しを行い、指定引取場所まで持ち込む方法です。費用を安く抑えたいという方は指定引取場所まで持ち込んで処分してください。

あなたの家のエアコンはどのタイプ？

エアコンの種類により取り外しなどの作業が発生します。

エアコンの取り外しをする際は必ず専門の業者に依頼するようにしましょう。

一般的な壁掛けタイプ	ウィンドウエアコン
一般的な壁掛けタイプのエアコン。 業者に頼んで取り外しをしてもらう必要があります。	特に特別な工事がいらず設置できるタイプのエアコン。 少々重量はあるがご自身で運び出せます。

エアコンを処分できる方法を一覧で比較

エアコンを処分するには、「破棄」「売却」「譲渡」などの方法があります。

それぞれのメリットについても解説していきます。

処分方法	メリット
家電リサイクル受付センター	指定業者が回収にきてくれるので安心。
指定引取所	ご自身で直接持ち込めば安い。 1番安く破棄できる方法。
家電量販店 取り外しOK	買い替え予定がある場合は下取りしてもらえる。 ※家電量販店による
不用品回収業者 取り外しOK	どんな状態でもOK エアコン以外もまとめて回収可能
掲示板サイト （ジモティー）	欲しい人が見つかればOK

エアコンの取り外し〜処分まで対応しているのは「家電量販店」「不用品回収業者」

エアコンの取り外し〜処分まで対応しているサービスは「家電量販店」「不用品回収」です。

家電量販店の場合は、取り外した後のエアコンを店舗に持ち込むか、出張で回収に来てもらいます。

不用品回収業者の場合は、電話1本でエアコンの取り外しから撤去や他の不要品もまとめて回収してもらうことができます。

エアコンの引取り、破棄│4つの処分方法

引取り、破棄の方法で処分するには以下の4つの方法があります。

それぞれにメリット・デメリットがありますので、それぞれの処分方法について詳しく解説していきます。

家電リサイクル受付センター

メリット	・指定業者だから安心感がある
デメリット	・繁忙期は予約が取りづらい ・料金が特に安い訳ではない ・家の中からの運び出しは非対応 ・取り外しも非対応

家電リサイクル受付センターに問い合わせをして、指定業者を紹介してもらう方法です。

指定日に家の前まで回収に来てくれるので、「支払い済みの家電リサイク券」と「破棄するエアコン」を引き渡します。

エアコンの場合は、取り外し等を全て自分で行う必要があるため、「エアコン本体」「エアコンの室外機」を運び出しておく必要があります。

指定業者だから安心感というメリットはありますが、ご自身で取り外し〜運び出しを行わないといけない点がデメリットです。

ご自身で取り外しから家の外まで運び出しを行える人向けの処分方法になります。

指定引取所

メリット	・1番安く処分できる ・すぐに処分できる
デメリット	・自分で運ぶ必要がある ・自分で取り外す必要がある

ご自身で取り外しから運び出しができる方は、破棄する方法の中では1番安く破棄できる処分方法です。

指定引取所に直接持ち込むことで、家電リサイクル料金のみで処分できます。

エアコンの場合は、980円なので、郵便局で料金を支払った後に、引き取り所に持ち込むだけです。

「収集運搬料」などの運搬にかかる費用をカットできるため、とても安く処分できます。

「手間をかけてでも処分料を抑えたい方」「すぐに処分したい方」向けの処分方法になります。

家電量販店

メリット	・取り外しから回収まで対応 ・買い替え予定がある場合は下取りの可能性も
デメリット	・手続きで必ず1回は店舗に行く必要がある ・家電量販店によっては処分料が高くなる ・粗大ごみの処分には対応していない

エアコンの「購入店が分かる方」や「買い替え予定がある方」は家電量販店での処分を推奨しています。

家からの取り外しから運び出しまで全ての作業に対応しているため安心して任せられます。

しかし、処分だけ依頼する場合でも必ず店舗で手続きする必要があるので、店舗まで足を運ぶという労力がかかります。

新品でエアコンを購入する予定がある場合は、古いものを下取りに出して値引きを受けられる店舗もあるため、検討してみるのも良いでしょう。

新しいエアコンに買い換え予定がある方向けの処分方法になります。

不用品回収業者

メリット	・取り外しから回収まで対応 ・電話1本で依頼できる ・エアコン単体以外にもまとめて処分できる ・粗大ごみの処分が間に合わない時に便利
デメリット	・繁忙期には予約が取りづらい ・サービス料が含まれているため単品では少々高い

不用品回収業者は、他の処分方法では対応が難しい作業を補う形でサービスを提供している便利屋業です。

「家からの運び出し」「即日対応」「エアコン以外もまとめて処分」など、処分に特化したサービスを提供しています。

不要品によっても料金が異なりますが、エアコンであれば他の処分方法とそこまで変わらない料金で手厚いサービスを受けることができます。

デメリットは業者選びの難しさ。悪徳業者も多いことから業者選びが非常に大切です。

優良業者を見つけることさえできれば、とても便利なサービスです。

優良業者の選び方については以下の記事で詳しく解説しています。

エアコンの売却も検討│状態が良ければ2つの売却方法

エアコンの売却を考えている方に向けた2つの処分方法です。

「状態」「年式」によっても処分方法が異なりますので、詳しく解説していきます。

買取業者・リサイクルショップ

メリット	・売却できるのでお得 ・家まで取りに来てもらえる
デメリット	・買取不可なら処分できない ・業者選びに時間がかかる ・買取基準が厳しい

買取を利用して上手にエアコンを処分する方法です。

出張買取を利用すれば、買取だけではなく撤去から回収まで全ての作業を業者側が行ってくれるため、状態の良いエアコンの場合は積極的に検討してみるのも良いでしょう。

ただし、買取業者やリサイクルショップは再販を目的として買取を行っているため、買取基準が少し高いのが難点です。

以下の条件に当てはまる状態であれば、買取を行ってもらえる可能性が高くなります。

オークション・フリマサイト

メリット	・年式問わず販売できる ・壊れていても販売できる
デメリット	・売却できなければ処分できない ・個人売買なのでトラブルも多い ・売れても梱包に手間がかかる ・自分でエアコンの取り外しが必要

買取業者の査定が付かない、壊れている状態でも販売できるのがオークション・フリマサイトです。

1番のメリットは壊れている状態でも売却できること。部品取りで購入する人も多いため、売却を考えている人は一度出品してみるのも良いでしょう。

しかし、個人取引になるのでトラブルになることも。トラブルを防ぐためにも説明文をしっかりと記載する必要があります。

その他にもエアコンが売れても梱包や発送作業が大変なため、「労力がかかってでも売却を考えている方向け」の処分方法になります。

エアコンを無料で譲渡│まだまだ使用できるならジモティーで譲る

メリット	・無料で処分できる
デメリット	・地域によっては貰い手が見つかりにくい ・やり取りの手間がある ・急いで処分したい時には不向き ・自分でエアコンの取り外しが必要

ジモティーを使えば、欲しい人に譲るという方法でエアコンを無料で処分できます。

無料で譲る場合は、貰い手も見つかりやすいため、動作に問題のないエアコンであればジモティーを検討してみるのも良いでしょう。

エアコンの取り外しや室外機が重くて運べないという方は、取り外しと運び出しを行ってもらうことを条件に募集をかければ、手間をかけずに処分できます。

しかし、お住まいの地域にも左右されるため、地方だとなかなか貰い手が見つかりにくいというデメリットも。

そのため、「処分までの期日に余裕があり無料で処分したい」方向けの処分方法になります。

エアコンの処分でお困りの方はトラッシュアップにお任せください！

トラッシュアップでは、リサイクル・リユースを目的として、回収を行っているため不用品回収業者の中では関東エリア最安値水準の価格設定となっています。

エアコンの取り外しから運び出しまで全ての作業に対応しています。

料金体系はシンプルで、料金の中に「運び出し料金」「人件費」など全て含まれた明朗価格です。

毎年1800件以上のご依頼をいただき、お客様に満足いただいています。他社様との相見積もりも大歓迎なので、回収料金のみ知りたいという方もお気軽にご相談ください。

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当社トラッシュアップは、価格・サービスともにGoogle口コミおよびお客様アンケートで非常に高い評価をいただいております。
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エアコンに関するQ&A

エアコン取り外し後にエアコンの穴埋めはどうするの？費用はどのぐらい？

エアコンの取り外し後に、新しいエアコンを取り付ける場合は穴埋めの必要はありません。穴埋めを行う場合は、パテ、穴ふさぎなどの道具を使うか業者に依頼します。簡単な穴埋めの場合はパテか穴ふさぎで穴を塞ぐことができます。

壊れたエアコンでも無料で処分したい場合は？

動くエアコンの場合は、譲渡や売却方法で実質無料で処分することができます。壊れているエアコンの場合はスクラップ屋さんで1kg＝○円の料金で買い取ってもらうことができます。本体、室外機共に買い取ってもらうことができます。

家電リサイクル料金はどこで支払うの？

家電リサイクル料金の支払いは「郵便局」で支払いできます。

エアコンの処分方法まとめ

• エアコンの買い替え予定がある場合は「家電量販店」
• 買取りが付きそうな物であれば「買取業者・リサイクルショップ」
• 無料で処分したいなら「ジモティー」
• エアコン以外にも処分したい物がある場合は「不用品回収業者」

エアコンの処分方法について解説していきました。

エアコンの処分方法には「譲渡」「売却」「破棄」などの方法が含まれます。

ご自身の状況に合った処分方法をお選びください。