お役立ちコラム

ホント!?不用品回収に5万円?10万円?不用品回収業者にぼったくられない方法を教えます

不用品回収業は何故ぼったくり業者が多いのか?今回は、不用品回収・粗大ゴミ処分のプロであるトラッシュアップのスタッフが不用品業界のぼったくり事情について解説します。

不用品回収業者に頼んで、電話では5万円や10万円だったはずの見積もりが、回収後に高額な請求でぼったくられたという悪質なケースが多発しています。

とくに東京都内は、粗大ごみの処分が事前予約制なので、すぐに粗大ごみを処分することができません。すぐに処分しないといけない事情があり、しかたなく不用品回収業者を検討されている方も多いのではないでしょうか?

  • 今すぐに粗大ごみを処分する理由がある。
  • 実家の家の片付けで帰ってきたのですぐに粗大ごみを処分したい。
  • 過去にぼったくり業者に騙されたことがある。
  • 自治体の収集を利用したいが予約が1ヶ月以上先まで埋まっている。

この記事は2020年〜2022年に不用品回収業者の市場調査を行った後に書いたものになります。不用品回収業者の利用を検討されている方にも有益な情報となっています。

この記事では回収料金の事例も交えて解説していきます。事例で紹介している料金より明らかに高い見積り金額を提示された場合は、すぐに断るようにしましょう。

実際にお客様から聞いた不用品回収業者のぼったくりで多いケース3選

実際にぼったくりやトラブルの被害に遭われた方から相談を受けた内容などをご紹介していきます。
ぼったくり業者には、色々なパターンがあり、ポイントを抑えることでボッタクリなどの被害を未然に防ぐことができます。

追加料金・オプション料金によるトラブル

ホームページに定額で金額書かれていたので、電話で問い合わせをしました。
電話での見積もりでは4万円と言われ4万円を用意していましたが、業者の方が来て直接見積りされた際に、オプション料金を請求されました。オプション料金の内容は、リサイクル料、運搬料金、当日の運搬料など。
合計で10万円以上になり、結果的に泣く泣く支払いました。


1番被害が多いぼったくりの手法です。

電話での見積もりは概算でしか出せないため、電話では安い金額で「○○円〜○○円になります」などざっくりと伝えます。
電話での見積り時には、『人件費』『家電リサイクル料金』『階段費用』『その他オプション費用』などの追加費用を伝えず、現地に着いてから、あの手この手でオプション料金を追加していく手法になります。

電話での見積りをする際には必ず追加料金の有無を確認し、曖昧な金額を提示してくる業者を除いた3社以上から相見積もりを取るようにしましょう。

積載量(積みこむ量)によるトラブル

トラックの大きさがあることを知らず、高額な請求を受けました。
電話では1.5トンのトラックでの回収で50,000円と言われたので依頼しました。業者の方が到着して見積もりをした後にうちの場合は、平積みになりますので縦に積む場合は料金が倍以上かかります。と言われました。トラックの周りに板を立てて上に積みますので料金は見積額の3倍と人件費が3人分かかりますとのことでした。
トラックに山盛りと聞いていたのでお願いしたのですが、結局は205,000円を支払いました。このようなことは電話で伝えて欲しかったです。


こちらも積み込み方によるトラブルが多いケースです。

トラックのタイプも「ショートボディー」「ロングボディー」「平ボディー」など色々な種類があり、同じ1.5トントラックでも積める量が全然違います。
ぼったくり業者に多い手口の1つで、トラックの説明をせず山盛りに積んで追加料金を請求する手法です。

期日がない場合のトラブル

急に引っ越しをすることになり、自治体の収集処分が間に合わない状況でした。
すぐに処分しないといけない状況だった為、不用品回収業者にすぐに見積り依頼。電話での見積もりでは軽トラックパックが7,500円と言われたので、その日に依頼しました。
到着次第、再度見積もりをしたいとのことで実際に見積もりをしていただいたのですが、150,000+税になりますと言われました。
電話での見積もりの10倍以上だったのでビックリして内訳を聞いた所。即日や緊急時に対応すると追加料金が発生しますとのことでした。
退去まで時間がなかったので泣く泣くお支払いをして回収してもらいました。不用品回収業者はどこもこのような料金が発生するのですか?


期日がないことで逆手にとったぼったくり業者の手法です。

実際に被害に合われた方からご相談いただいた内容です。
このような手法もボッタクリ業者がよく行う手口になります。お客様の状況を確認した後に、処分に困っている状況を逆手に取って高額な料金を請求してきます。
基本的には、即日対応でも追加料金は発生せず、万が一追加料金が発生するような場合は、事前にお伝えする義務があります。
このような業者は、処分に急いでいる時であっても依頼するのはやめましょう。

東京都内だけでもぼったくりの被害が多発

東京都内だけで見ても年間100件以上の被害があり、消費生活センターに相談が寄せられている状況です。
これは『被害の相談を受けた件数』なので、実際にはこれ以上のぼったくり被害が多発しています。

不用品を処分したいと思い、「格安処分」と書いてあったチラシの業者に電話した。すぐに男性2人が2トントラックで来て、テレビ、布団等を回収したが、最後に47万円を請求された。

東京都消費生活総合センター

以下はぼったくり業者の実際にあった手口の引用になります。

トラックに積み込んだ後に、「これは無料対象品目ではない」「型が古いのでリサイクルできない」「積込料金は別」「見積りには入っていない品がある」など様々な理由を並べて高額な請求をしてくる。

東京都環境局

引っ越しの予定の都合上、頼まざるを得ないと思い、納得はできないが高額料金を支払ってしまう。

東京都環境局

ぼったくりの被害にあわないように不用品回収金額の相場を把握しましょう!

ぼったくり業者に騙されないように、おおよその相場を把握しておきましょう。
回収する品目と金額がどのぐらいなのかをトラッシュアップの回収事例とともにご紹介していきます。

他社様の回収金額と多少前後する場合はありますが、処分料金の目安にしていただければ幸いです。
今回ご紹介する事例は、即日対応でおこなった事例になります。

金額相場で紹介している金額は、オプション料金などを全て含めたものになります。ぼったくり業者は、オプション料金をあの手この手で追加してきますのでご注意ください。

1万円〜5万円の金額相場

回収品【木製棚小サイズ2つ、雑誌15冊〜20冊、プラスチック製枠、巻紙12本、ジュラルミンケース4つ、巻きダンボール、PCディスプレイ、椅子、DVDデッキ、照明器具、板9枚、三脚12本、台車、その他小物45リットルゴミ袋3つ】

通常一人暮らしをする際に出る不用品の回収は5万円以内が相場

【テレビ、テレビ台、冷蔵庫、ベッド、洗濯機、電子レンジ、衣装ケース、その他の細々した不用品】ぐらいの物量であれば、優良業者なら5万円以下の相場になります

【事例2】1万円〜5万円の金額相場

回収品【2ドア冷蔵庫、電子レンジ、レンジ台、テレビ台、液晶テレビ2台(25型14型)、DVDデッキ、シングルベッドマットレス付き、衣装ケース8つ、布団1組、掃除機、空ダンボール】

【事例3】1万円〜5万円の金額相場

回収品【シングルベッドマットレス付き、掃除機、金属製ワゴン、カラーボックス、袖机、加湿器、テレビ台、センターテーブル小サイズ、布団1組、椅子、カゴ洗濯用品入り、カーペット】

5万円〜10万円の金額相場

回収品【たんす2点、洋服掛け、布団3組、衣装ケース、カラーボックス、トイレ用便座、工具箱、照明器具、ダンボール4箱(衣類)、45リットル袋7袋(小物、雑貨類)】

一部屋に大型の粗大ごみと細々した物が多い場合は10万円以内が相場

大型のタンスや大型の粗大ごみが数点、その他の粗大ごみ、分別されていないものがある場合は優良業者の場合、10万円以内が相場になります

10万円〜50万円の金額相場

回収品【ブラウン管テレビ2台、テレビ台、ビデオテープ約170本、三段衣装ケース2つ、DVDデッキ3つ、ダンボール17箱雑誌入り、45リットルゴミ袋19袋衣類入り】

一部屋のほとんどがゴミに埋め尽くされている場合は50万円以内が相場

ワンルームなどの部屋で部屋のほとんどがゴミで埋め尽くされている状態は、優良業者の場合、30万円以内が相場になります。

50万円〜100万円以上の金額相場

10畳ぐらいの和室、10畳以上のリビング、廊下も床から天井までの半分以上がゴミで埋め尽くされ、一軒家をまるごと回収した事例です。
一軒まるごとの量になってくると、回収金額も50万円を超えてきます。
このような規模になると1日での作業が厳しくなり、スタッフ5人でも2日〜3日程かかる現場になります。

一軒家でまるまる回収の場合は50万円以上が相場

一軒家まるまる、ゴミや粗大ごみの回収場合、50万円以内が相場になります。これぐらいの規模になると見積額に差が出てきますので必ず3社以上の見積もりを取るようにしましょう。

以上が、現場の事例を元にした回収金額の目安になります。優良業者での見積もりが10万円以内のものでも、ぼったくり業者は50万円〜100万円以上の請求をしてきます。

通常は、ワンルームの通常のひとり暮らしをする際の不用品の回収でしたら高くても10万円以内が相場になります。これ以上の金額を請求をしてくる業者への依頼は絶対にお止め下さい。

不用品回収業者にぼったくられない為の3つの対策

不用品回収業者にぼったくられない為の3つの対策方法をご紹介します。
ぼったくり業者に引っかからないようにする為には、必ず行って欲しい事になります。必ずしっかりとお読みください!

  1. 不用品を処分する際は前もって計画を立てる。
  2. 見積りは「3社以上」からとる。
  3. 自分で処分できる場合は自治体で処分する。

不用品を処分する際には前もって計画を立てる。

引っ越しや不用品処分をする予定が決まっている場合は前もって計画を立てましょう。

不用品回収を依頼する際に1番やってはいけないことは、期日がない状況で依頼することです。
業者に依頼する場合は、事前にどのくらいの相場なのかを調べておき、依頼前に複数の業者に見積もりをとっておくことでぼったくり被害を防ぐことができます。
ぼったくり業者の手法は、処分を急いでいる状況を逆手にとり高額請求をしてきます。
処分する期日に余裕を持つことで業者選びが冷静に行なえますので、必ず余裕を持って計画を立てましょう!

見積りは「3社以上」からとる。

不用品業者に依頼する際は3社以上で見積もりを比較しましょう。

見積もり書を見比べていただくと分かりますが、ぼったくり業者と優良業者の金額は歴然です。弊社(トラッシュアップ)の回収事例を基準にしていただいても参考になると思いますので不用品の回収事例をご紹介します。

その他にも、比較対象にする業者の口コミなども確認しておきましょう。

口コミは比較サイトやグーグルマップ上で確認できますが、グーグルマップの口コミを参考にする場合は、少なくとも3.5以上の業者から選ぶようにしましょう。

グーグルマップの口コミの確認方法は下記のようになります。

口コミ数と評価(星)がどのぐらいあるのかを確認してください。

少なくとも星3.5以上の業者から選ぶようにしましょう!

自分で処分ができる場合は自治体で処分する。

自分で処分ができる場合は自治体の収集で処分をしましょう。

不用品回収業の被害に遭わない為にも、自分で処分できる粗大ごみや不用品回収に関しては計画を持って、なるべく自治体に回収を依頼しましょう。

自治体で処分できるものを減らす事により、ぼったくり業者に高額な見積もりを提出される確率も格段に低くなります。

多くの不用品がある場合は、色々なオプション金額を追加される場合があります。なるべく自分で処分できる場合は自治体にお願いするようにしましょう。

金額面で見ても1番安く処分できる方法は自治体の収集処分になります。トラッシュアップでもご自身で処分できる場合には自治体での処分をおすすめしています!

ぼったくり業者と安全な業者の違いは?

ぼったくり業者と安全な優良業者の違いは色々ありますが、優良業者の場合は見積もり時点で断ってもしつこい勧誘はしてきません。
その反面、悪徳なぼったくり業者はしつこく勧誘してきます。「予約が埋まってしまっているので今作業を始めないと予約が取れません」などと決断を急がせるのが特徴的です。

作業を急がせる業者の場合はその場でしっかりと断りましょう。

不用品回収でよくあるトラブルQ&A

不用品回収を依頼する際のトラブルやよくある質問をまとめました。

不用品回収業者とトラブルになりそうになった時はどうすれば良いですか?

トラブルに巻き込まれそうになった場合は、すぐに作業を断るなどの対策をとりましょう。不用品回収業者とのトラブルは年々増えています。無許可業者が増えた事もあり、お客様自身が無許可業者を見分ける必要があります。作業を強制的にストップできない場合などは業者のいない所で、すぐに警察に電話する、ボイスレコーダーで録音するなどの対策をとりましょう。

Q.ぼったくられない対策として何を準備すれば良いですか?

ぼったくられない為の対策として準備しておきたい物は「ボイスレコーダー」です。アプリなどでも構いませんので業者とのやり取りを録音する事でトラブルを防ぐ事ができます。万が一の証拠として録っておきましょう。

Q.不用品回収業者に依頼するのは危険ですか?

優良業者であれば問題ありませんが、悪徳業者も数多くいるということを理解する必要があります。
悪徳業者の手口で多いものが即日処分によるトラブルです。即日に処分しないといけない状況を逆手にとり、高額な金額を請求してきます。処分する物がある場合はなるべく余裕を持って自治体の粗大ごみで処分しましょう。

不用品回収業者にぼったくられない方法のまとめ

  • ぼったくられないように、処分相場を知る
  • 初期費用が安くてもオプション料金で高額になるケースが多い
  • 処分に急いでいる状況で依頼すると足元を見られて高額になるケースが多いので計画的に処分する
  • 不用品回収業者を利用する際は3社以上から見積もりを取る

不用品回収業者にぼったくられない方法をご紹介していきました。

ぼったくり業者と優良業者の見積り金額は一目瞭然です。少しでも「この業者怪しいな」など思う点がありましたらすぐに依頼するのをやめましょう。

ぼったくりなどの被害にあわないためにも、ご自身で処分できるものは自治体での処分で計画的に処分をしましょう。

この記事の執筆者

不用品回収ならトラッシュアップにお任せください!

東京都内を中心に関東エリアで年間1,800件以上の対応実績がある不用品回収の専門企業。メディアでも多数取り上げられている不用品回収のプロが豊富な知識と経験をもとに分かりやすく解説しています。

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