お役立ちコラム

一軒家の遺品整理の費用を抑えるための選択肢

一軒家まるごと単位での遺品整理の場合、専門業者を利用すると料金相場は30万~70万と非常に高額になりがちです。
信頼のできる業者にすべてお任せできるのが理想ではありますが、料金面でそれが難しいとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では費用面でお困りの方に向けて、1つの選択肢をご紹介します。

結論:遺品整理の専門業者「以外」も上手く活用する

結論から言うと、「必要な作業を絞りこみ、作業内容によっては業者を使い分ける」という方法になります。

遺品整理にはさまざまな作業が必要となりますが、大きく分けると「遺品の片付け(仕分け)室内のクリーニング」「残った不用品の処分」の3つが主軸となります。

すべてを一括して任せられるのが遺品整理業者を利用する最大のメリットですが、例えばもしクリーニングのみで良いのであればハウスクリーニング業者、不用品の処分のみで良いのであれば不用品回収業者という選択肢からも選ぶことができます。もちろん、作業内容次第では自力で行うという手も。

今回の遺品整理で必要となる作業を明確化し、ピンポイントで専門業者を活用する。この方法を行うだけでも遺品整理にかかる費用を大幅にカットすることができます。

そもそも遺品整理の専門業者は何をしてくれる?

まずは遺品整理の専門業者のサービス内容を把握しておきましょう。
大きく分けて「遺品の片付け(仕分け)」室内のクリーニング」「残った不用品の処分」の3つを主軸としつつ、さらに遺品整理ならではの需要に特化した細やかなオプションサービスを行っているのが特徴です。

★オプションも含めたサービス内容の例

遺品の片付け・仕分け

  • 貴重品・不用品の仕分け
  • 貴重品の捜索
  • 形見分け
  • 遺品の整理・梱包
  • 相続対策の相談

室内のクリーニング

  • 特殊清掃(除菌作業など)
  • 通常清掃
  • 家屋の解体

残った不用品の処分

  • 遺品の供養・お焚き上げ
  • 車やバイクの処分サービス
  • 家財や残置物の処分

遺品整理業者の手掛けるサービス内容は幅広く、複合的です。
豊富なオプションにより必要な作業をすべてまとめてやってもらえるというのが遺品整理の専門業者の特徴です。

遺品整理業者の料金相場

遺品整理業者の作業費用は部屋の広さによって料金設定されるのが一般的です。
さらに各社が用意しているオプションを付けるとその分で料金が追加になっていきます。

間取り料金相場作業時間
1LDK13万円〜20万円2〜6時間
2LDK17万円〜30万円3〜8時間
3LDK21万円〜50万円5〜12時間
4LDK以上25万円〜70万円6~15時間

一軒家の平均的な間取りは「2階建て4LDK」ですので、丸ごとの依頼ですと30万~70万あたりが相場と言えるでしょう。

遺品整理の専門業者に任せた方がいいケース

当然ですが、遺品整理の専門業者にしかできない作業があります。
遺品の片付け・仕分け」に関しては全体的に通常の片付けとは異なる部分が多く、遺品整理についての専門的かつ法的な知識を要する場面が出てくるため、素直に遺品整理業者に依頼する方が安心で確実です。

特に以下のようなシーンでは遺品整理の専門業者でなければ適切な対応ができません。

  • 預金通帳や証券類の管理や手続きについて相談したい場合
  • 貴重品の捜索が必要な場合
  • 貴重品かどうかの鑑定が必要な場合
  • 正式な形で形見分けを行う場合

必要な作業のみ必要な業者を使うという考え方

前述の通り、「遺品の片付け・仕分け」を依頼したい場合は素直に遺品整理の専門業者に依頼することをおススメしています。

しかし遺品の片付け・仕分けは自力で行われる方も多い作業です。自力で行う理由として、
貴重品の盗難が心配」
「例え業者であっても個人情報や財産状況を他人に知られたくない」
故人との最後の関わり合いとして自分で1つ1つ丁寧に仕分けしたい」
というお考えがあるようです。

この作業を自力で行うのであれば、その後の清掃や不用品の処分に関してはそれぞれの専門業者を検討する余地が生まれます。
必要な作業に絞って必要な専門家を入れるという考え方で計画すれば、すべてを丸ごと依頼するよりも大幅に費用を抑えることが可能になります。

清掃だけならハウスクリーニングや家事代行も

家事代行サービス
サービス内容料金相場
清掃箇所ごと箇所により
1万円~3万円
時間制の場合1時間2,500円~

清掃だけならハウスクリーニング業者や、程度によっては家事代行業者にも依頼できます。
特定の場所のみをピンポイント~一軒丸ごとまで需要に合わせて利用することができ、費用がコントロールしやすいです。

ハウスクリーニング業者は「キッチン回り」や「エアコンの内部清掃」などクリーニング箇所によって金額が設定されているのが一般的で、家事代行業者は時間制で金額が設定されているところが多いです。

特殊な汚れ、床や壁を剝がす必要のある清掃に関しては特殊清掃の専門業者でなければ請け負ってもらえない事がありますので特殊清掃の業者を検討するようにして下さい。

不用な家財の処分だけなら不用品回収業者へ

不用品回収業者
サービス内容料金相場
2tトラック積み放題8万円~10万円
4LDK相当の回収10万円~30万円

処分するだけなら不用品回収業者を検討できます。

遺品整理業者の料金は部屋の大きさで設定されている事が多いですが、不用品回収業者は物量で料金を決めるのが一般的ですので、間取りに関わらず実際の回収内容に合わせた適切な料金で回収する事が可能です。

また、不用品回収業者の中には「遺品整理士」の資格を取得している業者もあり、最低限の仕分け作業を行いながら処分ができる業者もいます。
トラッシュアップも遺品整理士資格を有していますので対応が可能です。

トラッシュアップの回収事例
料金総額

89,000円(税込)

料金総額

89,000円(税込)

料金総額

44,700円(税込)

さらに料金を抑えたいなら

さらに費用を安く抑えたい場合は、以下の2つの方法も実践しましょう。

複数の業者で相見積もりを取る

複数の業者から見積りを取って、しっかりと料金相場を理解しましょう。

業者に依頼する際は、1社や2社で決めるのではなく複数の業者(最低でも3社以上)から見積りを取ることが理想です。料金相場をしっかり理解することで業者の判断がしやすくなります。

業者によっては高額な料金を請求してくるぼったくり業者も存在しますので、相場よりあまりにも高額だったり、明らかに安すぎる場合は注意が必要です。

買取業者を活用する

売却しても良い物で価値が高そうな物は専門業者に鑑定してもらいましょう。

・骨董品
・美術品
・高価な装飾品
・その他の高価な物

買取サービス自体は遺品整理業者でも行っている場合がありますが、専門的な鑑定が必要になる品に関しては買取専門の業者で査定する方が適正な値が付きやすいです。場合によっては高額買取が期待できることもあります。

高額な物をお持ちの場合は、一軒家の遺品整理を全てまかなえる金額になることもあります。

遺品の中にはお宝が眠っている場合もありますので、上記の品目がある場合、まずは買取業者に依頼してみましょう。

まとめ:必要な作業を把握し、適切な業者利用を

遺品整理業者に丸投げだと高額になってしまう費用も、必要な作業に必要な業者を活用することで料金を大幅に安くすることができます。

自力で行う作業と業者に任せたい作業を書き出して把握し、業者を入れる作業に関しては相見積もりを取って費用やサービス内容を比較検討した上でより良い選択をするようにして下さい。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

この記事の執筆者

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東京都内を中心に関東エリアで年間1,800件以上の対応実績がある不用品回収の専門企業。メディアでも多数取り上げられている不用品回収のプロが豊富な知識と経験をもとに分かりやすく解説しています。

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