今回は介護・福祉施設・老人ホームの入居時や退去時に覚えておきたい不用品の処分方法についてのお話です。
施設に入居前や退去後にこのようなお悩みはありませんか?
- 施設に入る前に不用品の処分はどうするの?
- 施設の退去時に不用品はどうやって処分するの?
- 施設で出た粗大ゴミは持ち帰らないといけないのか?
今回は福祉施設に関する不用品の処分について不用品回収のプロであるトラッシュアップのスタッフが解説していきます。

\ 今すぐに処分したい方 /

目次
介護・福祉施設・老人ホームへの入居と退去
介護施設・福祉施設・老人ホームへの入居や退去時に必要な事を不用品回収のプロの視点からご紹介していきます。
入居前と退去後に必要な物をまとめました。
・施設入居についてしっかりと流れを把握しておく。
・入居者本人と生前整理を行っておく。
・資産などがある場合はしっかりとまとめて家族が把握しておく。
・入居前に必要な物を準備。
・不要な物は処分しておく。
施設入居前には必ず施設についての流れを把握しておきましょう。
入居後に思っていた施設と違ったなどがある場合もありますのでしっかりと確認しましょう。施設の選び方や入居時の不明点などを電話で相談にのってくれるサービスなどもありますので上手に活用しましょう!
シニアの安心相談室 TEL:0120-371-652
https://kaigo.soudan-anshin.com/beginner/faq/counseling/
入居前に入居者本人と生前整理を行っておきましょう。
施設に入居される方の半数以上が緊急で入居する場合が多いですが、余裕がある場合は必ず生前整理は行いましょう。入居者本人と一緒に生前整理する事で大事なものと不要な物をしっかり区別できます。入居者本人がいない状況で生前整理を行うと大事なものを捨ててしまったなどトラブルの原因ににもなりますので万が一の事を考えてしっかりと準備しておきましょう。
資産などがある場合はしっかりとまとめて家族が把握しておく。
土地、不動産、その他の資産などがある場合はしっかりと家族が把握しておきましょう。
余裕がある場合は生前贈与をしておくと税金面でも優遇されます。
生前贈与についてはこちらの記事が参考になります。
https://souzoku-pro.info/columns/seizenzouyo/239/
入居前に必要な物を準備
入居前に必要な物を準備しましょう。用意する物は施設により持ち込める物などが異なります。一般的に「ご自身準備する物」と「リースしたほうが良い物」をご紹介します。
ご自身で用意する物 | ||
---|---|---|
・テレビ | ・冷蔵庫 | ・部屋で使うテーブル |
・椅子 | ・食器 | ・カーテン |
・衣類 | ・内履きスリッパ | |
リースした方が良い物 | ||
・電動ベッド | ・車椅子 | ・その他福祉用具 |
ご自身で用意する物はテレビやテーブル、椅子などです。施設によってはクローゼットがない場合もあるので低めのタンスや衣装ケースが必要になります。
ベッドや車椅子その他の福祉用具はリースがおすすめ!
ご自身でベッドなどを購入した場合、故障や破損した場合にご自身で修理を依頼する必要があります。リースの場合はそのような場合でもすぐに取り替えてくれる事から福祉系の用品はリースがおすすめです。
・在宅介護になる場合は日常に必要な物を確認する。
・施設で使っていた物を処分。
・自宅の不要な物を処分する。
在宅介護や施設の移動になった場合は必要な物を揃えましょう。自宅介護になった場合は施設のケアーマネージャーなどに相談する事で必要な物をアドバイスしてくれます。要らないものを粗大ごみとして処分する場合は施設に相談してみて施設内で処分して貰えるのかを確認しましょう。
施設での処分ができない場合はご自身で処分するか民間の回収業者に依頼する必要があります。
入居時の注意する点について
入居前は急いでいる場合でもしっかり施設の見学をしましょう。施設に入る際にHPやパンフレットだけの情報で入居を申し込んで見たが実際に違ったなどと思う方が多いみたいです。入居する際はしっかりと施設の設備や介護士などの対応、看護師の有無など確認しましょう。
- 自宅に戻る予定があるのか?ないのか?
- しっかりと施設の見学をする。
- 体験入居がある施設はできるだけ利用する。
- 施設に入居する際に用意する物をしっかり確認する。
施設などに入居時に注意する点は、自宅に戻る予定があるのか?ないのか?をしっかり確認しましょう。
自宅に戻る場合と戻らない場合では残すものも変わってきます。その他には、入居時に自身で用意する物と施設側が用意してくれる物はしっかりと確認しておきましょう。
退去時の注意する点について
退去する前にはどのような状況なのかでも変わってきます。
- 身体の状況によって施設が変わった。
- 自宅療養になったので退去する。
- 死去により退去する。
施設が変わった場合などは次に移る施設に確認を取りながら家具などを揃えましょう。施設によっても持ち込める物が異なりますのでしっかり確認が必要です。
自宅療養になった場合は自宅で使えそうな物は持ち帰りましょう。その他の要らない物に関しては処分が必要になってきます。
死去により退去する場合は自身で用意した物に関しては処分する物ととっておく物を分けましょう。
ベッド、車椅子、福祉用具はリースがおすすめです。施設を移動する場合や死去した場合に処分する物が少なくなりますので出来るだけ必要最低限なものだけ自身で揃えるようにしましょう。
入居する前に処分しておきたいもの
施設に入居する前に処分しておきたいものをご紹介します。入居前に処分する物は「自宅に戻る予定がある場合」「自宅に戻る予定がない場合」でも処分しておく物が変わってきます。処分する物をしっかりと確認し、身軽になるように思い切って断捨離しましょう。
自宅に戻る予定がある場合
施設から戻ってくる予定がある場合は最低限の家具や家電製品を残して日常生活に必ず必要な物と必要ではない物をしっかり分けましょう。
冷蔵庫などは必要ですが中身に関しては電気を止める場合も想定して中身を空にしておくのが得策です。
戻る予定がない場合
自宅に戻る予定がない場合は生前整理をしっかりと行い、大事なものとそうでない物をしっかり分けましょう。
自宅にある不要な家電類や大型家具等もすべて処分しておきましょう。家の中を整理しておく事により家を「退去する」「売却する」「残す」場合にも
退去時に処分しておきたいもの
施設を退去する場合にでも処分する物があります。「施設を移る場合」「在宅介護になった場合」「死去した場合」など色々なケースがあります。
施設を移る場合
施設を移る場合は、今施設で使っている物が他の施設で持ち込み可能かを調べましょう。持ち込み不可の場合は、処分する必要がでてきます。処分する際は一度自宅に持ち帰るか、施設に民間の回収業者を呼びましょう。
在宅介護になった場合
在宅介護になった場合は持ち帰って使うものと使わない物を分けましょう。持ち帰っても使わない場合は、施設の方に相談して処分しましょう。
死去した場合
死去した場合は施設内で処分してもらえるのか、民間の業者を呼んで処分するのかを相談しましょう。施設によっては処分してもらえる事もあるので処分して貰える場合は処分を依頼しましょう。
入居する前の不用品の処分方法
入居する前には必要な物と不必要な物を分けて思い切って処分しておきましょう。細々とした物・大型家具・リサイクル家電対象商品では処分方法が異なる為、処分方法をご紹介します。
細々した物
入居する前の不用品の処分方法は生前整理を行って、とっておく物とそうでない物を分けます。細々した物であれば、燃えるごみ・燃えないごみ・資源ごみなどを分けて自治体で処分しましょう。ゴミの詳細については各自治体に問い合わせてしっかりと分別しましょう。
タンスなどの大型家具
大型家具の場合は自治体に回収依頼をしましょう。都道府県や市区町村によって処分方法が異なります。
一般的には即日での処分はできない為、入居する前にしっかりと計画を立てて処分しましょう。
万が一の時に処分する方法としては民間の不用品回収業者に依頼する事も可能です。1番安く安心な方法は自治体での処分になりますので余裕がある際は自治体での処分をおすすめします。
リサイクル対象家電の物
テレビ・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・パソコンなどのリサイクル対象家電の場合は処分方法が少し異なります。自治体での回収はしていない県もありますので一度お住まいの市町村にお問い合わせください。
生前整理をした後の大量に出たゴミは一括して処分できる方法は民間の不用品回収業者のみになります。自治体での処分は時間と労力がかかりますが、不用品回収業者に依頼することで手間をかけずに処分する事ができます。
退去時の不用品の処分方法
退去時の不用品の処分方法は今後使うものと使わない物をしっかり分けましょう。施設を移動する場合などは持ち込める家具や家電も変わってきますので確認が必要です。死去による退去の場合は基本的には全て処分される方が多いです。ご自身で処分する場合は手間がかかりますが余裕がある場合は自治体に依頼するなどご自身で処分するように心がけましょう。
不用品をまとめて処分したい場合は不用品回収業者に依頼すると便利!



施設の入居前や退去時にゴミの分別をしたり、粗大ごみなどの不用品を大量に処分する事はかなりの労力が必要になります。自治体で処分をする場合は大型の粗大ごみを分けて出したり、処分場までご自身で運ぶ必要があり、とても大変な作業になります。
そんな大変な作業も不用品回収業者なら粗大ごみの処分や不用品回収を一括して行ってくれます。
トラッシュアップでは施設に入居時の回収や退去時の回収もお受けしています。実際に施設に行って回収も行っておりますのでお困りの際はお気軽にご相談ください。
まとめ
施設の入居・退去時の不用品処分方法についてご紹介していきました。施設に入居する場合は緊急な場合が多い為、中々計画通りには進まないと思いますが出来る限り自分で処分できる方は自治体での処分をしましょう。ご自身で粗大ごみなどを処分しておく事で業者に依頼した際にも料金が安くすみます。
生前整理などを事前に行ってしっかりと準備しておく事で万が一の時にでもすぐに対応する事ができます。