年末の大掃除はいつから？業者も入れて手早く終わらせる方法

年末が近づくにつれ憂鬱になる大掃除。

共働きの世帯が増加し、年末の大掃除に時間を割けない家庭が増えてくるにつれて、近年では「家事代行」「ハウスクリーニング」「不用品回収」などの専門サービスを使う選択もかなり一般的になってきました。

この記事では、安く賢く業者を使って効率よく大掃除を終わらせる方法をご紹介していきます。

年末の大掃除はいつから始めていつまでに終わらせるもの？

多くの企業の仕事納めが12月28日であるため、年末の大掃除は12月中旬～28日までに終わらせるのが良いとされています。

縁起も気にされる方は下記の日程も要チェックですが、縁起まで気にしてる場合ではないという方はスキップして次の章へ進んで下さい。

縁起よく始めるなら12月13日から

13日は煤払いの日。
神様を迎える準備を始める日、正月事始めの日とも言われており、年末の大掃除を始めるには最適な日になります。

縁起的に大掃除を行わない方が良い時期

12月29日

29は「二重苦」という語呂合わせが連想されるため、お正月の準備をするには縁起の悪い日とされています。

12月31日

大晦日は神様をお迎えする日なので、掃除を終わらせてきれいな状態で迎え入れる必要があります。

三が日（1月1日・1月2日・1月3日）

水の神様をお休みさせるため。また、ほうきを使って掃くと、福を運んでくれる年神様を掃ってしまうしまうことから三が日に掃除をするのはやめたほうが良いと言われています。

そうは言っても間に合わない

仕事収めや縁起の面で最適なスケジュールはわかったものの、そうは言っても終わらない・間に合わない方も多いと思います。

花王「年末大掃除の実施」に関する調査結果」データでは、年末の大掃除にかける時間が年々減少傾向に。
その理由として共働きの増加で仕事・家事・育児に忙しい事が挙げられます。

こうした背景があり、業者を使った大掃除が一般家庭にも広く浸透し始めています。

業者のピンポイント活用で、安く手軽に済ませる人が増加中

業者に頼むと、かなり高額になるのでは？
と心配な方も多いと思いますが、丸投げではなく大掃除の一部分だけをピンポイントに依頼することで安い費用でスムーズに終わらせることができます。

例えばこのような作業です。

• 自分で行うと数日かかるキッチン周り
• エアコンの内部洗浄などの専門性を要する作業
• 片付けや廃棄の代行
• 自分では、落とせない汚れの除去作業

ダスキンが行った「大掃除に対する意識・実態調査」でも大掃除依頼率が年々増えているというデータがあり、業者側も一般家庭向けのサービスを拡充しつつあります。

大掃除に使える業者タイプと料金相場

大掃除に利用される業者のタイプとしては主に３つです。

まとめて依頼すると高額になりがちな代行業者の費用も、それぞれの専門家にピンポイントで必要な部分だけ依頼することでリーズナブルに利用することができます。

年末の大掃除こそ使うべき業者３選

それでは、前述した３タイプの業者の特徴を詳しくみていきましょう。
年末の大掃除におススメのポイントもぜひチェックしてください。

１．ハウスクリーニング業者

まるごと依頼する場合の費用	30,000円（1K・1DK程度）〜
部分的に利用する場合	6,000円〜

ハウスクリーニング業者は専門の知識と機材を用いて徹底的にキレイにしてくれる業者です。エアコンや換気扇などの分解洗浄から、特殊な洗剤を使って（キッチン、冷蔵庫クリーニングなど）自力では難しい作業も行ってくれます。

ガンコな汚れやキッチン周りのなかなか落ちない油汚れなどもハウスクリーニングの技術と専門の洗剤を使えばあっという間にピカピカに。自力でやると数日かかる作業も専門の業者に依頼すればたったの数時間で解決します。

エアコンの内部洗浄などは、1〜2年に1回が目安。（エアコン内部にカビや汚れが繁殖してアレルギーや臭いの原因につながる）このような作業は基本的には、専門知識がない人が行うと漏電して火事になることがありとても危険です。
参考：エアコンの内部洗浄火事にご注意を（いわき市消防本部）

ハウスクリーニングサービスを利用すれば、自分でやると時間がかかる清掃作業や、専門知識を要する難しい作業も行ってくれる便利なサービスです。

２．家事代行サービス

まるごと依頼する場合の費用	32,000円〜
部分的に利用する場合	1時間：2,500円〜

家事代行は、家事全般から物の整理整頓作業・お掃除など幅広く対応しています。お部屋の片付けや断捨離が苦手な方でもプロの力を借りて、手際よく終わらせることができるサービスです。

ゲオホールディングが行った断捨離に関するアンケート調査では、断捨離をしたことがない方が38%。掃除をする際に物を捨てられない方も多いようです。特に子供用品や思い入れのある物は、なかなか捨てられないという方も多いのではないでしょうか？
参考：｢断捨離をしたことがない」が38%（ゲオホールディングアンケート調査）

「断捨離に時間を割けないし片付け作業が思ったように進まない」とお悩みの方は、家事代行サービスに依頼すればすぐに解決。断捨離で家の中がスッキリすれば、年末の大掃除もスムーズに終わらせることができます。

３．不用品回収業者

粗大ごみの単品回収	相場5,000円～
トラック積み放題パック	相場15,000円～

不用品回収業者は、自治体で対応できない分野をカバーする形で普及した「回収と処分を専門とするサービス事業者」です。
専門業者である分、自治体の回収よりも便利なサービスを受ける事ができます。

年末に近づくと自治体の回収が終了してしまったり、他の作業が多すぎて分別にまで手が回らなかったりしますが、不用品回収業者であれば年末ギリギリまで分別不要でお任せできます。

不用品回収業者はこう使え

ほとんどの不用品回収業者は、単品回収のほかに複数の不用品をまとめて処分できる「トラック積み放題」や「パック料金」というものを設けています。
まとめて処分する方がコストパフォーマンスが良くなるため、大掃除でこそパック料金を使用して一気にごっそり処分するのがおススメです。

ただし、同じ「軽トラック積み放題」でも実は各社で積める量が大きく異なります。

必ず複数の業者に見積りを依頼し吟味することをおススメします。
予算がある場合は最初にそれを伝えて、どの程度回収可能かを聞いてみるのが確実です。

全部自分でやらなくていい

日本では家事代行やベビーシッターなど他者の手を借りるサービスの利用率がまだまだ低く、「なんでも自分でやるべき」という考えも根強く残っています。

しかし、忙しすぎる現代社会では「本当に大切なことに時間と体を使うこと」の価値が高まっています。非効率な作業は専門家に任せて総合的にコスパよく立ち回ることは生活や人生の質を上げる上で考えるべき戦略かもしれません。

年末の大掃除も手早く終わらせ、良い年末年始をお過ごしください！

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