マットレスの処分方法には、どのような方法があるかご存知ですか?
- お金をかけずに処分できる?
- 安心できる処分方法は?
- マットレスは分解して燃えないゴミで処分できる?
- 即日や急いでいる時に処分できる方法は?
- 自分で運ばずに処分できる方法は?
マットレスの処分方法は、用途により色々な処分方法がありますが、今回は不用品回収のプロ直伝のマットレスの処分方法をご紹介していきます。
マットレスの処分を考えている方は、この記事を見ればすぐに処分できます。

\ 今すぐに処分したい方 /

マットレスの種類によって処分方法は変わるの?
マットレスの種類には「サイズ」「コイルの種類」など大きく分けて以下のように分類されます。
サイズ:シングル、ダブル、セミダブル、クイーン、キング
マットレスの種類:高反発ウレタンマットレスポケットコイルマットレス、ボンネルコイルマットレス、ウォーターベッド、高反発ファイバー
マットレスの処分方法は、サイズ・種類により処分料が異なります。ウォーターベッドの場合は、ベッドの中の水を抜いて処分する事で、「燃えるごみ」や「燃えないごみ」として処分できる地域もあります。
自治体で粗大ごみとして処分する場合。スプリング有無が基準となる地域が多く、スプリング有りのタイプは回収してもらえない地域もあります。
マットレスの処分方法8選
マットレスの処分方法を大きく分けると「自治体で処分」「処分業者に依頼」「買取業者に依頼」の3つがあります。その中から細かく分けると8つの処分方法があります。この章では8つの処分方法を細かく解説していきます。
- 1.自治体での処分
- 2.買取業者・買取サービス
- 3.新品買い替え時に処分
- 4.オークションサイト
- 5.地域の掲示板
- 6.不用品回収業者
- 7.ゴミ処理場に自己搬入
- 8.細かく分解して処分
サービス名 | 1.自治体での処分 | 2.買取業者・買取サービス | 3.新品買い替え時に処分 | 4.オークションサイト | 5.地域の掲示板 | 6.不用品回収業者 | 7.ゴミ処理場に自己搬入 | 8.細かく分解して処分 |
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無料 | ![]() |
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即日処分 | ![]() |
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手軽さ | ![]() |
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一括処分 | ![]() |
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運び出し | ![]() |
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処分金額(目安) | 1,000円〜5,000円 | 0円 | 店により異なる 0円の場合が多い |
0円 | 0円 | 5,000円〜15,000円 | 0円〜5,000円 | 0円 |
※横スクロールで比較表が見れます。
1.自治体での処分
メリット | デメリット |
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・安心感がある。 ・処分料が安い |
・回収までに時間がかかる場合がある。(予約制など) ・収集場所まで運ぶ必要がある。 ・収集日の当日に収集場所に出さないといけない。 ・まとめて粗大ごみを処分できない市区町村もある。 |
トータルで見て1番おすすめの処分方法です。 |
総合的に見て自治体での処分が一番おすすめの方法です。
自治体の処分方法は都道府県や市区町村により処分方法や料金が異なります。市区町村によっては無料で処分できる地域もあります。
しかし、関東圏内の地域などの都心部は、処分の予約が1ヶ月以上埋まっている場合もあるので処分するのに大変困ります。緊急性がない場合は良いですが、すぐに処分する場合には向かない方法になります。その他、収集場所まで自分で運ぶ必要がある為、マットレスなどの大きい物の場合は運搬が困難です。
自治体での処分は1番安心できる処分方法なので時間的余裕がある場合や自分でゴミ収集場所まで運べる場合は自治体での処分方法をおすすめします。
以下、自治体で回収処分の金額目安になります。(1枚での計算になります。)
都道府県 | 福岡県 福岡市 |
大阪府 大阪市 |
東京都 世田谷区 |
千葉県 千葉市 |
埼玉県 川越市 |
神奈川県 横浜市 |
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スプリング有り | 1,000円(全サイズ) | シングル:700円 シングル以上:1,000円 |
1,200円(全サイズ) | 回収不可 | 1,000円 | 2,200円 |
スプリングなし | 500円(全サイズ) | 200円(全サイズ) | 400円〜1,200円 | 15kg未満:390円 15〜25kg:780円 25kg:1,170円 25kg以上:1,560円 |
1,000円 切断すれば可燃ごみとして処分可能 |
折りたたみ式:200円 畳めない物:1,000円 |
ウォーターベッド | 水を抜けば回収可能(ビニールなら燃えるゴミ) | ベッドと同じ処分法1×1000円 | 1200円(50kgを超える物は回収不可) | 水を抜く必要あり。 | 回収不可 | 水を抜く必要あり。 1,000円 |
※横スクロールで比較表が見れます。
全国的に見ても自治体での処分の場合は1,000円程度で処分できます。自治体での回収処分はお住まいの地域の役所に電話でご確認ください。HPからでも確認ができます。
2.買取業者・買取サービス
メリット | デメリット |
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・安心感がある。 ・処分料金が安い |
・回収までに時間がかかる場合がある。 ・自治体での処分に比べると割高になる。 |
備品な場合(使用感がない)や高いブランド物の場合におすすめの処分方法です。 |
新品に近い場合(数回しか使っておらず汚れもない)、ブランドの商品で売値が高い物なら売却できる可能性があります。
基本的には買取業者に依頼してもマットレスやソファー類は査定額が付かない場合が多いです。使用感があるものや損傷しているような物は買取サービスを利用して処分する方法は厳しいです。
買取サービスは「ハードオフ」「セカンドストリート」「地域にあるリサイクルショップ」などに買取の依頼をします。査定額が付く物に関しては引き取りにきてくれる場合もあるので新品に近いマットレスの場合は一度電話してみるのも良いと思います。
査定額が付く場合はお金が貰えて処分もできるのでお得な処分方法になります。
3.新品買い替え時に処分
メリット | デメリット |
---|---|
・安心感がある。 | ・回収までに時間がかかる場合がある。 ・回収業者を探す手間がかかる |
新品購入の予定がある場合はおすすめの処分方法です。 |
マットレスやベッドを購入した際に今まで使っていた物を回収してくれる(購入の品を届けに来た時に回収を同時に行ってくれる)お店もあります。
購入しても処分を行っていないお店もほとんどですが、高額な物を購入した場合などは処分してくれる場合もあります。新しい物を購入する際にはお店の方に古いものを引き取ってもらえるかの確認が大事です。
新しい物を購入する予定があり、引き取ってもらえる場合におすすめしたい処分方法になります。
マットレスの種類 | ニトリ | IKEA | 無印良品 |
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料金 | 3,000円+税 | 無料(一部地域のみのサービス) | マットレス単体は不可 ベッド購入時のみ引取り可 |
引き取りの条件 | 購入の商品と使っている商品が同等の大きさ、または同等の個数のみ回収可能。 | 無料回収 対応エリア一部のみ回収可能 |
マットレス購入でのマットレスの引取は不可。ベッドなどの購入で配送サービスを利用したときのみ無償で回収可能。 |
ニトリの場合ニトリの場合は前回もニトリで購入した物であれば1点あたり3,000円程度で回収してもらえます。
例:シングルサイズ×2を使っていてダブルサイズを購入。など
詳細はニトリ公式をご確認ください。
【ニトリ公式】お問い合わせの詳細はこちら
IKEAの場合IKEA場合は配送料のみでマットレスの引取料は無料です。回収は商品を配送する方のみで、なおかつ引取サービスが対応のエリアのみになります。配送サービス自体は全てのエリアに対応していますが、引取サービスが一部地域のみのサービスになりますので、購入の際にお店の方に確認が必要になります。引取対応エリアの場合は実質無料で処分することができます。
【IKEA公式】マットレス詳細はこちら
無印良品の場合無印良品の場合は「同種」かつ「同数」であれば3,000円(税込み)×個数で回収してもらえます。
しかし、色々と細かな条件がありますのでマットレス購入の際にご確認ください。
【無印良品公式】マットレス回収処分の詳細はこちら
4.オークションサイト
メリット | デメリット |
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・売却できる。 | ・処分法の中で1番時間がかかる。 ・処分できない場合もある。(買い手が見つからない場合) ・トラブルが多い 物が大きいので送れない場合がある。 |
折りたたみ式のマットレスの場合はおすすめの処分方法です。 |
ヤフオクやメルカリで売却して上手に処分する方法もあります。
しかし、高級ブランドのマットレスや折りたたみ式のマットレス意外は売却が難しくなります。
直接引き渡しや近隣の人に販売する事で大きいサイズのマットレスも販売可能になります。あまりにも大きいサイズの場合は解体して販売など手間がかかるのでマットレスの場合はあまり現実的な処分方法ではありません。
ヤフオクのマットレス中古品の落札相場
メルカリマットレス中古品の落札相場
5.地域の掲示板
メリット | デメリット |
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・無料で処分できる。 | ・処分に時間がかかる。 ・処分できない場合がある(欲しい人が見つからない場合) ・トラブルがおきやすい。 |
状態がキレイでまだまだ使える場合はおすすめの処分方法です。 |
地域の掲示板はジモティーなどの掲示板サイトを使って近隣の人に譲る方法になります。
近隣の人に譲れる事から直接引き渡す事で処分が可能になります。しかし、個人取引にになるのでトラブルも多いです。
欲しい人が見つかるまでに時間がかかる。欲しい人が見つかるか分からない場合はずっと処分できない。なども考えられます。
マットレスの場合は「使用感が少ないほぼ新品の状態」でない限りマットレスの処分は厳しそうです。
ジモティーのマットレス投稿一覧
6.不用品回収業者
メリット | デメリット |
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・即日や緊急時に対応してもらえる。 ・マットレス意外もまとめて処分する事ができる。 ・運搬など全て行ってくれる。 |
・悪徳業者が多い。 ・回収業者を探す手間がかかる |
手軽で運び出しができない方やまとめて処分する物がある場合はおすすめの処分方法です。 |
不用品回収業者に依頼すると「即日回収」「まとめて回収処分」「運び出しをしてくれる」などのメリットがあります。
粗大ごみなどが沢山あり、ゴミ処理場まで持っていけない、外まで運べない。などの方にはおすすめです。不用品回収業者の探し方は基本的にはネット上での検索が一般的です。
チラシや広告で出てくる不用品回収業者は悪徳業者が多い為、注意が必要になります。悪徳業者はマットレス単品の回収でも追加料金を請求してくる場合もあります。
事前見積時に追加料金などがないかしっかり確認しましょう。金額を濁したり曖昧にする業者には依頼するのは控えるようにしましょう。
不用品回収業界は悪徳な業者が多い為、優良な業者を探すのも大変です。しかし、上手に活用すると手間もいらず不要な物を一気に回収してもらえるメリットもあります。


7.ゴミ処理場に自己搬入
メリット | デメリット |
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・安心感がある。 | ・回収までに時間がかかる場合がある。 ・回収業者を探す手間がかかる |
自己搬入しやすい地域の場合(即日も可能など)はおすすめの処分方法です。 無料で処分できる地域もあります。 |
ゴミの処理場に直接搬入する方法です。お住まいの市区町村によってルールが変わりますが、場所によっては数個であれば無料で処分できる地域もあります。
基本的には自治体での回収処分料より安い金額になります。
都心部などは直接搬入できない地域もあり、特に東京23区や神奈川県の都心部、などは直接搬入でも1ヶ月以上の予約が埋まっているなど、処分に時間がかかります。
金額で見ると安く処分ができますが、手間と時間がかかります。その他にも車を持っている必要があるので直接搬入での処分は田舎の方や地方の方にお住まいの方におすすめの処分方法になります。
8.細かく分解して処分
メリット | デメリット |
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・処分料がかからない(燃えるごみ・燃えないごみで処分できる) | ・手間がかかる。 ・場所がないと解体が難しい。 ・ホコリやカビが散る場合がある。 |
お金をかけずにすぐに処分したい(燃えるごみ・燃えないゴミとして処分したい)場合におすすめしたい方法です。 |
マットレスを細かく分解して処分する方法は、回収処分までに期日がない場合にお金をかけず処分する最終手段としておすすめの処分方法になります。
マットレス内部にカビなどが繁殖している場合はホコリと一緒にカビも舞うので必ずマスクを着用して解体しましょう。処分自体はそんなに難しくはありませんが、手間がかかるのとカビが繁殖している場合は危険なので換気が良い場所で解体しましょう。
基本的には室内での解体は控えてください、周りに人がいる場合などは周りの人がホコリを吸う危険性もありますので必ず人がいない状況で処分しましょう。
マットレスの処分方法のまとめ
- 処分に費用を抑えたいならなら「細かく分解して処分」
- 手間をかけたくないなら「不用品回収業者に依頼」
- 未使用に近いものなら「買取業者に依頼」
- 自分でごみ処理場に運べない場合は「不用品回収業者に依頼」
マットレスの処分方法を紹介していきました。処分方法は「お金をかけたくない」「即日やすぐに処分したい」「売却したい」など目的により処分方法が異なります。
色々な要素がありますが、トータルで1番おすすめの処分方法は自治体で「回収処分」または「自己搬入」での処分方法になります。自治体での処分は安心できる点(トラブルも少ない)と金額が安い所が魅力です。
しかし、地域によっては処分が予約制で1ヶ月以上待ちの状態などもあります。その様な時は不用品回収業者に依頼する事で即日処分やまとめて処分する事ができます。不用品回収業者に依頼するメリットは運搬まで全て行ってくれるので手間もいらず簡単に処分する事ができます。ご自身のシチュエーションに合った処分方法を選択ください。