冬にあると便利な暖房機器で人気のオイルヒーターですが、処分方法を知らない方が多くいらっしゃいます。
- オイルヒーターはオイルを抜いて処分するの?
- そのまま粗大ゴミとして処分できるの?
今回は、意外と知らないオイルヒーターの処分方法6選をご紹介します。「廃棄、回収、売却」など色々な方法がありますが、どのような流れで処分するのかなどを分かりやすく解説していきます。

オイルヒーターの処分方法6選
オイルヒーターの処分方法は自治体での処分や買取サービスなどを利用して上手に処分する方法があります。
「安い金額で処分したい場合」「買取を利用してお得に処分したい場合」「まとめて処分したい場合」など色々な方法がありますが、この章ではオイルヒーターの処分方法6選をご紹介していきます。
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1.自治体での回収処分
オイルヒーターは一般的には自治体で粗大ごみとして処分が可能です。
※都道府県や市区町村によって自治体で処分ができない場合がありますので必ず処分時は役所にご確認ください。
オイルヒーターを自治体で処分する際は、粗大ごみとして回収処分が可能です。手順は以下の手順になります。
オイルヒーターの処分は①〜④のような流れになります。
①お住まいの市区町村の役所に確認(HPかインターネット)
お住まいの地域がオイルヒーターの処分が可能かどうかを確認します。
②電話等で収集の申し込み
電話等で収集の申込みをします。
③収集日が決まったら処分料の券を購入
収集日が決まったら処分にかかる金額の券を購入します。券を貼る場合は、収集員の見える位置にしっかり貼ります。
※券は都道府県によって販売元が異なる為、役所にご確認ください。
④収集日の朝8時ぐらいまでに指定されたゴミ置き場に運ぶ
収集日が決まったら朝の時間帯(指定時間)までに指定されたゴミ置き場に運び出しを行います。
都道府県によっては処分に時間がかかる地域もあるので、余裕を持って処分をしてください。
●オイルヒーターのオイルは抜いて処分するの?
オイルヒーターは基本的にオイルを抜く必要はありませんが、都道府県や市区町村によってはオイルを抜かないと回収をしてもらえない場合があります。
オイルヒーターのオイルなどが漏れている場合は漏れてこないようにしっかり塞ぎましょう。塞げない場合などは一度役場にご確認をお願いします。
●オイルヒーターは持ち込み処分はできるの?
ゴミ処理場(処分場)がある都道府県であれば基本的に持ち込み処分が可能です。しかし、東京都や大阪などの地域などは処分できない市区町村もありますので役場にご確認をお願いします。
自治体での処分相場はどのぐらい?
全国的にみてもオイルヒーターを処分する場合は、1,000円以下ぐらいの金額で処分できます。
しかし、大阪市のようにオイルを抜かないと回収してもらえない地域やオイルヒーター自体が回収不可の地域もありますのでお住まいの市区町村の役所にご連絡ください。
以下【福岡県・大阪府・東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県】を比較した料金表になります。
都道府県 | 福岡県 -福岡市- |
大阪府 -大阪市- |
東京都 -世田谷区- |
千葉県 -千葉市- |
埼玉県 -川越市- |
神奈川県 -横浜市- |
---|---|---|---|---|---|---|
処分料 | 300円 | オイルを抜かないと回収不可 | 800円 | 390円 | 1,000円 | 200円 |
自治体で処分できる場合は、自治体での処分をおすすめします。
2.買取業者に依頼する
買取業者に売却して上手に処分する方法です。オイルヒーターは高額な物も多く特にデロンギのオイルヒーターは売却できる可能性が高くなります。
さらに製造から5年以内の物や状態が良い物などは高値が付きやすく、その他にも外箱がある。取扱説明書などが全て揃っている物はさらに高値が期待できます。
オイルヒーターの人気のメーカー
- デロンギ
- アイリスオーヤマ
- ユーレックス
以下のような物は販売できる可能性が低い物になります。
- 製造から5年以上が経過
- 故障している物【オイル漏れ、臭がある(異臭)】
買取業者・リサイクルショップでおすすめの店
- ハードオフ
- セカンドストリート
- トレジャー・ファクトリー
使用感がない状態の物や付属品が揃っている場合などはリサイクルショップでの買取がおすすめです。
3.メーカーでの処分依頼
オイルヒーターはメーカーにより、メーカーでの処分が可能です。
デロンギの場合は、【デロンギ再資源化システム】を利用することにより、メーカーでの処分が可能になります。
デロンギではオイルヒーター以外の商品でも再資源化を目的とした回収処分のサービスがあります。
商品の処分代金は無料です。しかし、送料が自己負担になるため(1500円以上かかる)自治体での処分より高くなりますが、処分の日程などを調整できる所が魅力になります。
参考:デロンギお客様サポート
4.不用品回収業者に回収を依頼
不用品回収業者は、他の粗大ごみなどもまとめて処分したい場合や即日など緊急な場合にも処分することができます。大量に捨てるものがある場合などは金額的にも安くなり一括処分できるので手間もかかりません。
不用品回収業者の場合、業者により金額は様々ですが悪徳業者なども多い為しっかりと業者選びが必要になってきます。

オイルヒーター単体で回収する場合はかなり高くなりますが、処分を急いでいる場合や引っ越しでまとめて処分をする際などはおすすめの方法になります。

単品回収〜パック料金での回収まで行っていますのでお気軽にお問い合わせください。
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5.ネットオークションで売却する
使用感がある物で、買取業者に買い取ってもらえない商品でも販売する事ができます。その他ジャンク品(壊れた状態や不具合がある物)でも販売できるのがヤフーオークションです。
参考:ヤフオク過去の落札価格
その他にもメルカリ・ラクマなどのフリマサイトもあり、一般の方に販売するのが目的です。
個人取引なのでトラブルも多いですが、評価の高い人と取引をする事で未然にトラブルを防ぐ事ができます。買取業者での査定が付かなかったり、処分までの期間がない場合などはとても良い処分方法になります。
6.ネット掲示板やアプリで譲渡する
ジモティーなどのネット掲示板サイトを利用して欲しい人に無料で差し上げるというサービスもあります。一般的には無料でのやり取りなのでヤフオクに比べトラブルも少なく、お金をかけずに処分できます。
ヤフオクと同じく使用感があるものやジャンク品でも欲しい人が見つかる事があります。処分に急いでいない状況で無料で処分したい方や誰かに大事に使って欲しいと思う方にはよい処分方法になります。
オイルヒーターの寿命はどのぐらい?
オイルヒーターの寿命は10年前後と言われています。実際に回収した際にお客様に話を聞いた所。10年以上使われている方が多く、中には15年を超えても壊れていない方もいらっしゃいました。
- オイルヒーターはオイルがしっかりと密閉されている為、劣化しにくい。
- 熱源になる物が露出していない。
などの理由から他の暖房機器に比べ故障する確率が低いと考えています。
オイルヒーターの処分方法まとめ
- 自治体で処分できる場合は「自治体の回収処分がおすすめ」
- オイルヒーターの他に処分する物がある時「不用品回収業者がおすすめ」
- 使用感がない場合や製造から5年以内の物は「買取業者に売却する方法がおすすめ」
- 即日処分や緊急性がある場合は「不用品回収業者に依頼」
オイルヒーターの処分方法6選をご紹介していきました。
オイルヒーターを処分する際に1番お金をかけずに処分できる方法は自治体での処分になります。地域によっては回収不可の自治体もありますので注意が必要です。
自治体で処分する際はお住まいの市区町村の役所にお問い合わせください。
自治体で処分できない場合は不用品回収業者に処分を依頼するという手段もあります。不用品回収業者の場合、即日処分やまとめて処分が可能になります。
オイルヒーターの処分は商品の状態により、どこで処分するのかを選択しましょう。ご自身のシチュエーションで処分方法をお選びください。
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