ビデオテープの処分方法6選│捨て方が分からない方もすぐに解決！

ビデオテープを処分したいけれど、「処分方法が分からない」「できるだけ手間をかけずに処分したい」という方も多いのではないでしょうか。

近年ではDVDやブルーレイが主流となり、ビデオテープ（VHS）は活躍することが少なくなっています。

特にホームビデオなどの撮影したビデオテープなどは個人情報が含まれているので、悪用されないためにも適切な処分方法が必要でしょう。

そこでこの記事では、安心してビデオテープを捨てられるように6つの処分方法を解説していきます。

ビデオテープを処分する前の注意点も解説していますので、合わせて参考にしてみてください。

記録された個人情報は削除しておく

家族や友人・知人など個人を撮影したビデオテープを処分する場合は、個人情報を削除した上で処分しましょう。

プライベートを撮影したビデオテープをそのままゴミ収集に出すと、第三者に拾われて悪用される危険性があります。

自治体のゴミ回収だから大丈夫という考えではなく、流出などのリスクも含めご自身でしっかりと対策しましょう。

ビデオテープの個人情報を消す方法

ビデオテープの個人情報を消す目的は、テープ（磁気テープ）を再生不可能な状態にすることです。

テープを本体から切り離し、ハサミなどで切り刻めば再生ができなくなります。

テープは繋げば再生できることもあるので、切り刻むようにできるだけ細かくし、小分けにして処分するようにしましょう。

ビデオテープの処分方法7選

方法①｜自治体：ゴミ回収

ビデオテープは「お住まいの地域のゴミ収集」に出して処分できますが、ゴミの区分は自治体によって異なります。

自治体のゴミ収集に出そうと考えている方は、まずはお住まいの地域ではビデオテープが何ゴミに分類されるか確認しましょう。

多くの自治体では無料で収集してくれますが、中には有料となっている自治体もあります。

他のゴミと一緒にゴミ袋に入れて処分できる自治体もあれば、分解して磁気テープを分けて処分に出す自治体など、お住まいの地域によってルールも異なります。

また、ビデオテープは1回の収集で出せる数に制限がある自治体もありますので、まずはお住まいの地域のゴミ出しルールを確認の上、処分に出しましょう。

大量の処分したいビデオテープがある場合は、収集日をまたいで数回に分けて出すか、自治体によっては、ゴミ処理施設に直接持ち込めることもあります。

方法②｜自治体：ゴミ処理施設へ直接持ち込む

お住まいの自治体によっては、ビデオテープを「ゴミ処理施設」にご自身で直接持ち込んで処分できます。
処理施設によって受け付けているゴミの種類が異なりますが、ビデオテープとそれ以外のゴミもまとめて処分できます。

持ち込みの受け付けは平日のみとなっている施設が多いため、平日に持ち込める方は検討しても良いでしょう。

ただし、お住まいの自治体によっては、ごみを持ち込む前に事前予約が必要です。

地域によっては、予約が1ヶ月以上先まで埋まっており、すぐに処分できないことがあります。

即日ですぐに処分したい方は電話1本で即日対応をしてくれる「不用品回収業者」も検討してみましょう。

方法③｜買取業者・リサイクルショップ

未使用のビデオテープ、ミュージックや映画のビデオテープなどの希少性の高いものなら「買取業者・リサイクルショップ」で高値で買取ってもらえる可能性があります。

買取対象となるのが再販可能なビデオテープなので、以下の条件を満たすなら買取業者の利用を検討してみるのも良いでしょう。

• 映像の乱れがない
• ビデオテープ自体に傷や汚れがない
• パッケージにも目立った傷や汚れがない
• 全巻揃っている

ただし、デメリットとして「査定に出してみないと買取基準に達しているのか分からない」「思ったほどの買取金額にならない」点です。

買取の基準や金額は業者によって異なりますが、業者は再販を目的に買取りを行うので、買取金額は「メルカリ」「ヤフオク」で販売されている相場の1/3以下になります。

少しでも高い金額でビデオテープを売却したい場合は、「フリマ・オークション」での販売を検討してみましょう

方法④｜フリマ・オークション

ここ最近では、不用品をフリマアプリやオークションサイトを使って個人で販売する方も増えており、その代表格となるのが「メルカリ」や「ヤフオク!」です。

ご自身で自由に販売金額を設定できるため買取業者の買取金額より高値で売れる可能性があります。

販売できれば、販売手数料と送料を差し引いた金額が全て自分のものになります。

ただし、上記のようなデメリットもあるため、処分を急がない状況下で、作業の手間を惜しまない方におすすめの方法です。

作業の手間やトラブルを避けたい方は「買取業者・リサイクルショップ」も検討してみましょう。

方法⑤｜ジモティー

ビデオテープを人に使ってもらいたい方や、お金をかけずに処分したい方は「ジモティー」を利用して、無料で欲しい人に譲る方法があります。

ジモティーは、譲りたい人と欲しい人をマッチングさせるサービスで、誰でも無料で利用できます。

直接会っての取引や取引場所の指定もできるので、梱包や発送手続きの手間がかからない点がメリットです。

しかし、個人間での取引となるため、「約束の日時に取引相手が来なかった」「連絡が取れなくなった」など、トラブルが起こるリスクがあります。

また、希望者がなかなか見つからないこともありますので、処分の期日に余裕がある方は検討してみると良いでしょう。

方法⑥｜不用品回収業者

「即日回収が可能」「不用品をまとめて回収してくれる」など、自治体のゴミ回収にはないサービスを提供しているのが「不用品回収業者」です。

ビデオテープなどの単品で利用すると自治体の処分と比べて割高になりますが、引越しや大掃除後に出た大量の不要品を処分する際に活用すると割安で一気に処分してもらえます。

「部屋まるごと」など不用品の量に関係なく回収してくれるので、ゴミ屋敷など自分では手がつけられなくなった状態でも利用可能です。

しかし、不用品回収業者は業者数が多く料金体系が大きく異なるため、業者選びが難しい点がデメリットでしょう。

不用品回収業者を安く利用するには、優良業者の選び方と、3〜5社から相見積もりを取る必要があります。

優良業者の選び方については、下記の記事「優良業者の選び方」で解説していますので、参考にしてみてください。

ビデオテープの処分方法まとめ

• 手軽に処分したいなら「自治体のゴミ収集」に出す
• 運搬できる車があるなら「自治体のゴミ処理施設」に持ち込んで処分
• お金に変えたい場合は「買取業者・リサイクルショップ」に査定依頼
• 手間をかけてでも高く売りたいなら「フリマアプリ・オークション」で販売
• ビデオテープの他にも処分したい不用品がある場合は「不用品回収業者」に依頼

ビデオテープの処分方法について「6つの方法」を紹介してきました。

「できるだけ手間をかけずに処分したい」「少しでもお金に変えたい」など、処分の状況は人によって異なります。

処分方法にはそれぞれメリット・デメリットがありますので、記事を参考にあなたの状況に合った処分方法を見つけてください。